朝日新聞社 ビジネスソリューション部の福原と申します。入力された文章の誤りを機械学習によって自動で検知する校正支援ツール「Typoless(タイポレス)」を10月23日から個人向け、法人向けに提供を開始しました。「Typoless」は、弊社の40年間にわたる膨大な校正履歴データを学習させたAIに、約10万個の校閲ルール辞書機能、ユーザーが独自に登録するカスタム辞書の機能を加えた校正ツールです。社内で自然言語処理などのAI研究を行う「メディア研究開発センター」が開発しました。
「GROWTH」を選択した理由は、主なターゲットである放送局、広告会社、媒体社、宣伝・広報担当者の方々にリーチできるメディアと考えたからです。「GROWTH」は都内中心にリーチできるのがよいと思います。タクシー広告は登場感を演出できるため、新サービスをローンチする際に最適なメディアと考えました。また、タクシー広告に出稿したことを社内に周知することで、社員のモチベーションを高める狙いもありました。
2023年10月30日 〜 11月5日
動画はYouTube広告をメインに活用していますが、テンポの良いクリエイティブが多いタクシー広告を意識して制作しました。クリエイティブに関しては、起こりうるかもしれない校正ミスによる炎上のシーンをコミカルに表現しました。「間違い方が面白い」など良い評判を得ることができ、社内でも満足度が高い結果となりました。
また、今回通常の広告枠に加えて、移動時間の情報番組「HEADLIGHT」とのタイアップも実施しました。MCの山崎さんに第三者視点で、ニュース性のある情報として紹介頂けたのが良かったと思います。山崎さん自身が知的な印象があり、サービスのイメージにマッチしていました。
出稿期間が1週間ということもあり、定量的な効果はそこまで期待していませんでしたが、結果的にQRコードからLPへの流入が【85ユーザー 133セッション】発生しました。弊社としては、名前を知って頂くだけでも良かったのですが、1週間という期間で想定以上の反響を得られたと感じています。また社長がタクシー広告を見たという企業やメディア業界関係者からたくさん反響があり、タクシー広告の媒体特性を感じました。HPの資料請求に関しても、タクシー広告を見ての問い合わせを多く頂いています。
そのほか、弊社社員は業務上タクシーを利用することも多いため、たくさんの社員や幹部からも「見たよ」と声をかけてもらいました。社員のモチベーション向上につなげることができた点も良かったと思います。
プロダクトをローンチしたばかりで、様々な機能やサービス開発を行っているため、大々的に集客するにはまだ時期が早いと感じていますが、わずかな出稿でも反響が感じられたため、今後サービスが充実したタイミングで長期間出稿したいと考えています。