神戸市人事委員会事務局任用課の粟田と申します。職員の採用試験の運営や広報活動を担当しています。広報活動では市単独の説明会の開催や合同説明会への参加に加え、SNS広告など効果的な広報手段を活用し、神戸市で働く魅力を少しでも多くの方に知ってもらい、受験してもらえるよう日々取り組んでいます。
神戸市の採用強化のためにタクシー広告に出稿させていただきました。多彩な人材の獲得に向けて、神戸・関西エリアのみで告知をするのではなく、首都圏の転職希望者に対して神戸の魅力を伝え、神戸で働くことに興味を持ってもらいたいと考えていました。
現在、神戸市では経験者採用に力を入れており、首都圏の第一線で活用するビジネスパーソンをターゲットにしていたため、都内メインに訴求できる「GROWTH」は相性が良く、出稿を決定しました。

今回タクシー広告用に動画を制作しました。神戸は港町のイメージが強いと思うのですが、久元神戸市長が実際にナレーションで出演し、里山があり自然に恵まれた街であるという首都圏をはじめとした他地域で知られていない魅力を訴求することを意識しました。「えっ!ここが神戸?」という疑問系のフレーズから動画がスタートすることで、より続きが見たくなるような印象に残るクリエイティブに仕上がったのではないかと思います。

6月12日週〜(1週間)
BUSINESS VIEW
首都圏での新たな訴求方法として広報戦略部とともに試行的に実施したものであり、2023年7月23日に渋谷で説明会を開催した際には、応募者131名中、タクシー広告経由での応募が2名確認できました。申込数としては決して多くありませんでしたが、QRコードのアクセス数が33件も発生していたことから、想定以上の出稿効果を感じる結果になりました。
サイト流入数に関しても、6/12週の全体流入数が47件だったので、7割以上がタクシー広告からのアクセスでした。
都内の経営者等から広告に対する反響があり、神戸市が実施している取り組みや姿勢を経営者層にアピールすることができました。また、6月15日付の神戸新聞にも今回の広告出稿に関する取り組みが掲載されたことで、神戸市の新たな採用戦略について、周知することができました。