「おうちを、魔法の暮らし空間に。」がコンセプトの、照明一体型3in1プロジェクター「Aladdin X2 Plus」(旧popIn Aladdin)、存在自体を喜びに変えるスマートライト機能搭載の小型プロジェクター「Aladdin Vase(アラジン ベース)」などをラインナップした「Aladdin X(アラジン エックス)」シリーズは、2018年の一般発売以降累計で24万台(2023年7月時点)を販売、2018 年~2022年にはホームプロジェクター市場で5年連続1位(*家電Biz調べ)となっています。
年末年始にモビリティ車窓メディア「Canvas」車両で実施していたお年玉タクシー企画(特別キャンペーン車両に乗車した方はプレゼントキャンペーンに応募可能)において、商品提供(Aladdin X2 Plus)をさせていただきました。100台の限定車両であったにも関わらず、想定していたよりも多くの方にご応募いただき、タクシー利用者層との親和性の高さを感じました。上記背景からタクシー広告に興味を持っており、今回はタイミングとご縁があり、「GROWTH」を利用させていただきました。

2023年5月1日-2023年5月7日(合計1週間)
・「Aladdin X2 Plus」「XGIMI Halo+」の2ブランドを訴求するクリエイティブを放映(ECONOMY VIEW)
・サイドバナーから応募可能なプレゼントキャンペーンを実施
まず、都内のタクシー利用者は情報感度が高く、比較的金銭的に余裕がある方が多い傾向にあるので、そういった購入ポテンシャルの高いご乗客者様に、30秒の長尺動画でサービス訴求ができる点は非常に魅力的に感じていました。結果として83万回の完全視聴、1回の乗車で平均3回接触すると仮定しても約28万人にリーチできたと考えると、非常に多くのターゲットユーザーに接触できたと考えています。定価3,000,000円のメニューとして完全視聴単価を計算すると約11円になるので、他の動画メディアと比較しても、非常に視聴あたりのコスト効率が良い動画広告メディアだと捉えています。
また、今回サイドバナーではプレゼントキャンペーンの告知を実施しました。結果として、QRコードを読み取りその後プレゼント応募してくれた方は119名様いらっしゃいました。「応募」という行為を、「ベネフィット認知」から一歩進んだより深い「ブランドへの興味・関心」と捉え、重要なKPIの一つとして考えた際には、まだまだ工夫が必要であり、媒体のポテンシャルを考慮しても数字的に改善の余地があると思います。
さらに別の観点でもう一点、キャンペーン応募の際には、簡易なアンケートに答えていただくことになっているのですが、希望製品や接触前の製品認知などをヒアリングできるため、「どちらの製品の人気があるのか?=その割合と販売比率は近いのか?」、「どちらの製品がより知られているのか?=その割合と認知率は近いのか?」など、定量調査の場としても活用できる点は非常に良いと思いました。

大きく分けて2つあると考えています。1つは、新型サイネージの特性を考慮したクリエイティブを準備するべきだったと考えており、またサイドバナーの活用に関しても、もう少しプレゼントキャンペーン感のある素材を用意すべきであったという、”メディアの掲出環境”についての反省です。
もう一つは、観る人(=乗客の方)の心に響くクリエイティブを開