CASE STUDY

タクシー広告でデジタル広告の
パフォーマンスが改善。CPAが
40%減少し、出稿額も2倍に
スケールUPという好結果に。
アライドアーキテクツ株式会社 取締役CPO プロダクトカンパニー プレジデント 村岡 弥真人様
2022年02月22日
CLIENT VOICE
- 簡単な自己紹介・事業紹介をお願いできますでしょうか。
- LetroStudioは、マーケティング施策のPDCAサイクルを高速化して施策成果向上につなげる「運用型制作」の実現を支援する動画制作サービスです。動画の様々な利用シーンに対応できる900を超える動画テンプレートと、パワポ感覚で操作可能な柔軟な編集機能の提供によって、ノウハウやスキルが無くても良質な動画を量産することができることから、誰でも簡単に動画制作・編集ができる国内No.1「動画制作サービス」(※2)に選ばれました。
※2 株式会社ショッパーズアイ調べ(2020.12.8〜10) 調査対象:動画制作担当者・関与者517名

- タクシー広告「GROWTH」を導入した背景を教えてください。
- 普段からタクシーを利用することが多く、以前からタクシー広告には注目していました。実際に「GROWTH」に出稿していた知人の後押しもありましたが、タクシー広告への出稿は会社としても初めての試みであったため、わからないことや不安な点がある中で、他社比較など細かいところまでご提案いただいたことが決め手となり「GROWTH」に出稿を決めました。
- 出稿の目的と具体的なKPIに関して教えてください。
- LetroStudioをローンチしてから一年が経過したタイミングで出稿しました。アウトバウンドで初動は好調でしたが、GoogleやFacebookなどデジタル広告においては、動画系SaaSの競合も多く、CPAの高騰が見受けられました。
これまでKPIはクリアしていましたが、CPAが悪化したこともあり、競合他社の多い市場において、広く認知を獲得していく必要があると考えました。当時はTVCMも検討していましたが、ターゲットが経営者層であったため、ビジネスパーソンに広く訴求できるタクシー広告への出稿を決めました。
KPIに関しては、デジタル広告のKPI改善を一番のプライオリティにしていました。また、サービス導入にあたって最終的には決裁者の承諾が必要ですが、決裁者は動画制作ツールのベネフィットやバリューを感じにくい傾向にあると思います。
直接現場の担当者からベネフィットを説明をしても、サービス自体が認知されていないことで決裁まで至らないことが多く、ブランドバリューが必要だと感じました。ブランドバリューを持ちサービスへの信頼を担保することが決裁者へのアプローチでは必須だと思うので、「このサービス見たことのある」という部分まで認知を引き上げることを最終的なKPIとしていました。
- 出稿期間
- 2021年8月〜2021年10月10日 計6週間
- 事業にどのようなインパクトをもたらしたかを教えてください。
- 出稿効果としては、Google・FacebookのCPMが下がり、CVRが向上しました。これまで、広めのセグメントだとなかなかCVに繋がらず、類似拡張配信など狭いセグメントを中心に配信を行っていました。
タクシー広告出稿後は、広いセグメントへの配信でも安価にCPAが着地し、これまでの認知施策で一番感じられた効果でした。CPAも出稿前から40%下がり、大幅に改善されました。より広い層への配信が可能となったことで、出稿額も2倍ほどにスケールできました。配信ボリュームを広げながら数値改善もできたことが大きな成果です。また、CPA下げながら件数を増やしていくのは難しいのですが、タクシー広告での認知向上により実現することができました。

- タクシー広告と並行して実施していた施策があれば教えてください。
- 実施していたデジタル広告に関しては、Google、Yahooのリスティング、Facebook、YouTube、GDNです。
- 出稿効果|数字
- 広告経由のCV 2.5倍以上
検索クエリ 2倍
サイト流入数 1.4倍
CVR 1.3倍
オーガニック経由のCV 1.5倍
※配信〜掲載終了後1週間ほどまで効果を計測
- 出稿効果|定性面
- 定性的な効果に関しては、決裁者の認知が取れたことで、商談がスムーズになりました。また、タクシー広告に自社動画が配信されたことで、社員の仕事へのモチベーションにも繋がったと思います。
中年男性を起用したクリエイティブの評判が良く、反響を感じることができました。ビジネスパーソンの共感を得るなど決裁者の方に対しても伝わりやすい内容で制作できたと感じています。YouTubeでもタクシー広告と同様のクリエイティブを配信しました。

- 本日は貴重なお時間をありがとうございました。